御前山(ごぜんやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町、檜原村の境界、奥多摩山域にある標高1405mの山。多摩川の南岸にある大岳山、御前山、三頭山を奥多摩三山と呼ぶ。奥多摩湖南岸、奥多摩主脈の中心に聳え山。遠くから見た山容・姿が美しい。カタクリの自生地。南の檜原村側は特に植林が多い。山頂は広いが、眺望はあまりない。対岸に石尾根が位置する。小河内ダム堰堤に、登山道のひとつ大ブナ尾根の入り口がある。道中、奥多摩湖を南東から見下ろせる。また、奥多摩都民の森(通称、体験の森)が北側斜面にある。
本仁田山への登山道から見る御前山(右) | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 9.5km |
所要時間 | 6時間30分 |
累積標高差 | (+) 992m (-) 1159m |
コース | 境橋バス停10:30 → 栃寄登山口 → トチノキ広場 → 御前山14:30 → 惣岳山14:45 → サス沢山15:35 → 奥多摩湖バス停17:00 |
奥多摩三山である大岳山と三頭山は既に登ったが、残る御前山については、これまで他の山から目立つピラミダルで端正な山容を眺めるのみで、登っていなかった。とういうことで先輩と相談して今回登ることになった。
2:00眼下に栃寄の大滝を見る。例によって健脚の先輩との間の距離が、徐々に開いていく。正午を過ぎお腹はペコペコだ。早く弁当を食べたい。立派な御前山避難小屋を過ぎ、14:30御前山山頂(1405m)に達する。山頂の少し先の見晴台から、樹木越しに少しある。弁当を食べたあと、奥多摩湖の方向に下山開始。14:50ブナの木に囲まれた惣岳山(1350m)を通過、急坂の大ブナ尾根を下っていく。このあたりは、春になるとカタクリの群生地になるという。周りに形のいいブナの木々がある。サス沢山付近にくると、樹木のあいだから眼下に奥多摩湖が見えてくる。ここで小休止し、奥多摩湖を俯瞰しながら、美味しいコーヒーを沸かして飲む。再び急坂を下っていく。途中格好のよいきのこを見つける。毒キノコだろうか。16:50奥多摩湖・小河内ダムの堰堤にたどり着く。前方には、鷹ノ巣山に続く倉戸山が迫る。17:00奥多摩湖バス停に着く。
栃寄登山口から登山道に入る。 |
倒木が多く登山道は荒れ気味だ。 |
↑ 沢沿いの道を登る。 印象的な木 → |
栃寄の大滝 |
御前山山頂(1405m)に到着する。 |
山頂の少し先に視界が開ける場所がある。石尾根が見える。 |
惣岳山山頂に達する。 |
惣岳山山頂 |
大ブナ尾根を下る。 |
奥多摩湖が見える。 |
ブナの巨木の森を下る。 |
奥多摩湖を見ながら美味しいコーヒーを飲む。 |
小河内ダムまで下る。 奥多摩湖 |
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